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植物は自分にとって、今じゃ「友達」ですかね
当初は不動産屋に勤めていました。
植物を取り込んだインテリアコーディネートを仕事にしたいという思いがあり、建築やインテリアを学んでいたのですが、
その流れでそのまま不動産屋へ就職したという感じです。
その後、やはり今の仕事がしたいと思い、この業界で一番大きな広告を出していた同業者の名前を電話帳で調べて、そのお店で半年ほど修行をさせてもらいました。
この仕事を始めて、より植物が好きになりました。
お客さんに喜んでもらうために、「こういう場所にこれを飾ったら絶対良いな」とか「もっとこういう感じの植物は無いかな?」と考えるうちに、どんどん好きになっていきますよね。
植物は今じゃもう「友達」ですかね。
いつも自分のそばに必ず居てくれる、という感覚です。仕事場が第二の家みたいに感じているので、「家族」にも思えますね。
自分の生活にあって当たり前の存在になっています。
置く場所が決まっているなら、その環境に適したものや、
あとはサイズ感も重要です。
育てやすさとか、「ここの環境に置くならこういう植物が適している」など、まず第一にお客さんにお伝えしています。
ずっと大切に育てていくなら、スタイルの好みよりもそちらを大事にしたいですね。
自分を植物に例えるなら、どんな環境にも耐えられる「ユッカ」。
こういう植物って光のある方向を目指して育っていくので、絶対に真っ直ぐにしか育たないんです。台風などで倒れたりしても、斜めになったところから上へ上へと真っ直ぐに育っていくんですよ。
何度も倒れたり、曲がったりしても、環境に負けず成長していくユッカのような人間になりたいです。
育てやすいという理由もあるのですが、真っ直ぐと大きく育って、一番上で大きく葉っぱを広げる、そのイメージが好きですね。
植物の仕事を始めて、一番最初に好きになった植物です。
今ではコウモリランも大好きですし、あとは葉っぱが丸い感じになっている系統の植物など、好きなものはたくさんありますね。